巻上式吊金工法

1.巻上式吊金工法とは

増加する市街地における電線張替・電線撤去工事

近年、都市部における66・77kv,154kv送電線鉄塔周辺は市街化の進行により、鉄塔の周辺を家屋等が取り込むような状況になっています。送電線下には家屋等の構造物だけではなく、鉄道・道路・配電線・通信線などの重要なライフラインが数多く存在、又は、横断しています。その為、このような市街地における電等張替・撤去工事では防護足場等を必要としない吊金工法が従来より広く採用されています。

吊金工法が抱える課題

しかし、吊金工法においては、下記の課題を指摘されています。
1, 母線として使用する既設電線の張力ダウンを行う際の、線下支障物との離隔確保
2, 吊金車コードの余長(吊金展開に必要な長さ)による、線下支障物との離隔確保
3, 上記離隔確保のためには、支持点変更の実施や、張力延線などの対応策が必要
4, 強風時、吊金車コード長の横振れによる反対健全回線への接近
5, 吊金車コード長による、クランププロテクタの通過性

「巻上式吊金工法」は、従来の吊金工法が抱える問題点を解消すべく、開発されました。

2.特徴

巻上式吊金工法の特徴

1. 吊金車に巻上装置を取り付け、巻上索を巻き上げることにより、延線または移線しようとする電線の高さを自由に調整できる
2. 専用に開発した巻上装置は、従来の吊金車(縦2輪、十字金車等)にアタッチメントとして装着することができ、相一括吊金展開も可能である
3. 巻上索はセミの形態となっていることから、巻上張力が小さく、BVウインチでの巻き上げが可能であり、狭隘地での施工にも適している
4. 万一、巻上索が切断した場合でも落下防止装置を装着しているため、電線・吊金車の落下を防ぐことができる

3.適用実績

巻上式吊金の仕様

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